プラモデル製作に必要な、最初に揃えたい道具とは

もしこれからプラモデル製作を始めようと考えている方、最初に自分がかっこいいと思ったキット、作ってみたいと思ったキットを購入したと思います。次に製作するために、どのような道具を揃えれば作り始められるのか迷ってしまうかもしれません。

私が子供の時、最初の頃は爪切りやハサミで切って接着剤だけ買ってきて作っていた記憶があります。これでも本人は楽しかったので、これでもいいかもしれません。しかし、せっかくお金を払ってキットを購入したので綺麗に作りたくなるものです。最初に必要なものを知っていれば、一番最初に購入したキットも綺麗に作れていたかもしれません。

そこで、まだこれからプラモデルを製作しようと考うている方に、最初に必要なものを紹介していきたいと思います。最初にこれだけを揃えて、製作を始めるだけでもカッコ良く、またモデラー気分を味わうことができると思います。

プラモデル製作に必要な道具

プラモデル製作をするにあたり、必ず必要なものや最低限これだけは揃えた方が良いものを紹介していきます。もしあなたが一回プラモデルを製作して、また作りたくなったとします。次に作るときは、より綺麗に作りたくなると思います。

しかし必要な道具がないために、パーツ同士が合わずデコボコしたり着くことができなくなったり、最悪パーツが割れてしまい完成すらできなくなってしまいます。そのような事にならないように、そんな時に必要な綺麗に作るための最低限の道具を紹介していきたいと思います。

接着剤

接着剤は、必ず購入してください。プラモデルは、接着剤でプラスチックを溶かし着けて組み立てていきます。ガンプラから始めた方は、ガンプラははめ込み式で接着剤は必要ありませんでした。しかしAFVのプラモデルには必要で、付属していないので購入しましょう。

接着剤といえば、『タミヤの角瓶』と言われるぐらいメジャーなものです。お店に行くと、接着剤でもかなりの数が並んでいます。迷った時や最初に購入するときは、このタミヤの接着剤を選べば間違いありません。

ニッパー

パーツをランナー(周りの枠)から切り離す時に使います。カッターやハサミでも切り離すことはできます。しかしパーツを破損してしまうことがあるので、プラモデル専用の薄刃ニッパーが良いでしょう。薄刃ニッパーだと、ギリギリの部分で切り取ってもパーツの割れをを防ぐことができます。

このプラモデル専用の薄刃ニッパーは、あくまでもパーツをランナーから切り離す時や小さいものを切り取るだけにします。太いものやエッチングパーツに使用すると、ニッパーが刃こぼれしてしまうので注意が必要です。

ヤスリ

パーツをランナーから切り離した時には、どうしてもゲートと言われる物が残ってしまいます。綺麗に作るには、このゲートもしっかりと処理しておきましょう。

いくらニッパーでギリギリに切り離しても、わずかに残りこれが35分の1に考えるとかなり大きいものになります。またプラモデルの製造過程で出来てしまうパーティングラインと言うものや、押し出しピン跡があります。実際にはないものなので消しておきたいものですね。

*上の画像は、砲身と天輪のゲート処理をしていないものです。

このようにヤスリは、ゲート処理やパーティングライン消しに、また微妙にパーツが合わない時などに削る時に使用します。無くてもプラモデルは作れますが、綺麗に完成させるには必要なアイテムです。私は最初にヤスリである程度削り、後に解説するデザインナイフやケサガキで処理し削った表面を綺麗に仕上げます。

ピンセット

ピンセットも揃えて起きたい物の一つです。AFVのプラモデルは、35分の1でもかなり小さい物があります。

特にドラゴンのキットは、『えっ!ここも分割されてるの』と思うぐらい細かいパーツが沢山あります。手では処理し切れなかったり、パーツが小さすぎて接着剤を着けると手に着いてしまう時など重宝します。

デザインナイフ

デザインナイフは、ヤスリやカッター・ハサミと重なる部分がありますがプラモデル用を用意しておきたい物です。

刃先が細いのですが、強度があるのでパーツをランナーから切り離すときや、 角度を付けパーツにあてるとプラッチックを削ることができゲート処理に使用することができます。

また当然デカールの切り取りやパーツの整形など幅広く活用できます。

まとめ

これからプラモデル製作を始めようと考えている方の最初に揃えたい道具を紹介しました。

まだプラモデル製作を続けるかわからない、とりあえず作って見よう。と考えている方も、接着剤は買いましょう。タミヤの角瓶より容量の少なく安いものが200円以下で売られているので、こちらを用意すればいいと思います。

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